犬もこちらを観察してきます

犬たちとの思いで

今日のテーマ : 犬とともに楽しむ難しさ

今日の犬が苦手な人に伝えたいこと

犬から視点も大事

犬が苦手だから、近づきたくない。そばに寄らせないでほしい。犬が苦手な我々からすれば当然の思考なのですが、犬だって、そう思っている可能性があります。そばに寄って行っても大丈夫だろうか。乱暴なことをされないだろうか。と警戒して彼らも、我々人間のことを観察しているのです。

初めてのふれあい

自己紹介でも少しふれましたが、私が初めて同居した犬が彼です。

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ヨークシャーテリアのL君

奥様が、息子のように育てたと言っていました。

今思えば、かなり賢い子だったようです。いえいえ、お座りなどの芸はしませんでした。彼は、

空気の読める子

でした。

私が犬が苦手だと初見で悟り、私を怖がらせないように、かつ、自分が原因で、奥様(当時は彼女)が困らないように、程よく、来てくれてうれしいよアピールをしてくれました。

ちっちゃなしっぽをぶんぶん振って、舌を出し笑顔でお出迎え。

部屋の中をうれしそうに走り、撫でてよと、私の足元に。かなり躊躇しながらそっと撫でると、奥様のもとへ。 

この時点で、彼は私が犬を苦手としていることに気づいたのだと思われます。

それからは、「僕かわいいでしょアピール」をしつつも、無駄にすり寄ってくることは無くなりました。 

その後、私は彼に会う度に、彼の行動に合わせてセリフをつけていきました。それによって、少しづつ距離が縮まったある日。私にとって、この子とならうまくやっていけるかもと思える、決定的なことが起こりました。

犬からの好きだよアピール

賢い子だった、と冒頭でも言いましたが、彼は、自分のしたいことを明確に知らせてきます。散歩に行きたいときはリードを、遊んでほしいときはその時の気分にあったおもちゃを、奥様のところにくわえて持ってきます。

ところが、その日は、突然、おやつの袋をくわえて、私のところへやってきて、目の前に置いたのです。これに、セリフをつけるとするならば、「あけてよ」です。

これまで、奥様にしかやらなかったことを、私にしてきたのです。

彼に家族として認められた、そう思いました。

そして、奥様が撮った動画も見せられました。それは、私からの「今から帰るメール」を受信したときの着信音に反応して、喜びの舞(部屋を走り回る)をしてくれるL君の動画でした。

 喜んでくれる姿を見て、素直に私もうれしくなりました。

こんなこともありました。彼は、自分のおもちゃをくわえて人の前に持っていき、取ってみろ、と言わんばかりに見せびらかします。口から取ろうとおもちゃを引っ張ると、唸り声をあげて取られまいと抵抗します。

手を止めると、また目の前におもちゃを持ってくる。という遊びを好んでしていました。

その遊びも、時々こちらが勝って、おもちゃが取れるときがあります。そんな時、彼は必死で取り返しに来るのですが、偶然、彼の牙が私の指に当たりました。

それまで唸り声をあげて威嚇していた彼が、急に慌てて、「違うんです、わざとじゃないんです。ごめんなさい」という態度をとってきたのです。 

謝罪の意思がはっきりと私に伝わってきました。

このように、犬とだって心が通わせられることを知ったのでした。その当時、唯一触ることのできるL君でした。

生まれて初めての犬との旅行

小豆島

に行きました。10数年前になるでしょうか。姫路でカーフェリーに乗り、船内ではリーブ味、もしくは、ミカン味のソフトクリームを横目に眺めつつ、2時間弱の船旅を満喫。 

島に着いてからは、島をドライブ。途中「小豆島オリーブ園」へ。またもやオリーブ味のソフトクリームを横目に見つつ、堪能しました。 

そこから、「二十四の瞳・平和群像」を遠くから眺め、(結構な人出で、近づくのに時間がかかりそうだったため)宿へ。この間、車での移動でしたが、L君は窓にへばりつき一緒に観光を満喫してくれていました。

宿はゲージに入れるなら小型犬同室OKの部屋を予約。犬用にアルミ製折り畳みのゲージを持参してフロントから部屋へ。仲居さんが荷物を持ってくれるのですが、折り畳みのゲージを見て一言。

「うわ、本格的」

え、そうなの。他のお客さんはどんなの持ってきているの。と聞くことすら出来ない雰囲気の心からの一言でした。

何はともあれ、夕食の時間に。

私はアルコールがダメなので、ビール以外のものをもらおうと「ノンアルコールのものはありますか」と問いかけると、従業員の方が一瞬怪訝そうな表情をして、「少々お待ちください」と場を離れました。

食事も中盤に差し掛かったころ、お待たせしました、と持ってきたのが、

ノンアルコールビール。 

きっと宿には置いてなくて、外で買ってきてくれたのだろうな、と思われる時間がたっていました。

ごめんなさい、コーラとか、ジンジャーエールなどジュースのメニューが欲しかったのです。

 さて、ゲージに入れられたL君はどうしてたかというと、はやくここから出せーとか細い声でキューキュー鳴いています。ゲージもかりこりとひっかいています。

夜も更け、就寝の時間になってもそれは止まりませんでした。

 起床、朝食、とすませ、チェックアウトするため、荷物をまとめロビーへ。ちょうどお隣の部屋からも、宿泊客の方が出てきました。そして、ぼそっと

「ああ、犬がいたの。なんかキューキュー聞こえるとおもったら」

 あのか細い声がえらいご迷惑をかけていたのですね。申し訳ありません。 ワンワン吠えなかったので大丈夫かな、と思っていたのですが、やはり気になる人には耳障りだったようです。

そして、家路につきました。 

L君は疲れからか、その後2日ほど、ぐったりとしておりました。

犬との旅行も楽しかったのですが、犬自体は知らない場所で気を遣わされ、さらに狭いゲージに入れられ、ストレスが溜まるだけなのかな、と少々反省しつつ、

どうしたら、自分たち、犬、他の宿泊客が不満を残さず、楽しい旅行が出来るかなと考えさせられる1泊2日でした。

今日のまとめ

犬たちは、確実に人間の機嫌と性格を見ています。こちらの機嫌が悪いときは、最初のアクションで察知し、無駄にかまってアピールをしてこなくなります。そして、こちらの機嫌をとるような行動をしてきます。そのやり方は犬の性格によって様々でしょうが、なかなか、いじらしくもあります。

落ち込んでいる時も、彼らの無邪気な行動を見ていると、励ましてくれているようで本当に癒される気がします。私はされたことは無いのですが、泣いていると、そっと、ほっぺたを舐めてくれるそうです。(ただ、涙のしょっぱさを欲していただけとの説もありますが・・・)

自分のために喜んでくれている、気を使ってくれている、と思えば少しだけ怖さも和らぐのではないでしょうか。

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