犬の察知能力ってすごい

今日のテーマ:犬の五感は皆共通して優れているのか

私が見た犬のすごいところ

犬と接するようになって、テレビの中や、本の中では聞いたことがあるけれど、どこまで本当かわからなかったこと。それが、五感の発達具合です。

犬の嗅覚は人間の16倍ほどだといわれているし、聴覚も高周波が人間よりも聴こえるなどと言われていますが、果たして本当にそうなのか・・・

正直、疑問に思ったことはありませんでした。ふーん、きっとそうなんだろうな、程度のことでした。しかし、実際にそのすごさ、不思議さを目の当たりにすると、ちょっとした感動を覚えます。

視覚

犬は色を識別できないらしいです。そして、視覚について犬が特別優れているわけではないと実感しました。

奥様の連れ子だったL君と公園で散歩していた時のことです。リードは私が持っていました。かれは一心不乱に前へ前へと進んで、機嫌よく歩いていたと思われます。あまりにも前しか見ないので、奥様が不意に木の陰に隠れました。奥様がいなくなったことに気が付くL君。ちょっと慌てます。そして次の瞬間、あらぬ方向へダッシュ。

リードを持ち慣れていなかった私は、手からリードが離れてしまいました。慌てて追いかけると、前方には奥様と似たような髪型で背格好も同じくらいの方が歩いています。

奥様が後方からL君の名前を連呼して、L君も別人を追いかけていたことに気が付いたみたいで、これまた猛ダッシュで帰ってきました。

似たような人を遠くからでも見つけられるその視覚はすごいことなのでしょうが、飼い主かどうかを判別できるほどのものではないようです。

触覚

私が接してきた犬たちは皆、撫でられるのが好きです。中には、撫でられることがストレスを感じる原因になる子もいるようなので、注意が必要です。

K君は首筋を撫でられながら、うつらうつらしていました。そんな姿を見せられると、かわいいな、と思ってしまいます。

しかし、足の先を触られるのは、とても嫌がっていました。私の持ち方が下手だったのか、足を触ると、噛むことさえしませんが、口を持ってきて止めろアピールをします。

爪を切るときは、奥様が行うので大人しく切られていましたが。

やはり、私は爪に引っかかれるのでは、という恐怖と、肉球の感触に慣れていなかったので恐々持っていたような気がします。その不安感が犬にも伝わったのでしょうか。

嗅覚

本当はすごいんでしょうね。警察犬などを見ていたら、本当にすごいな、と思わされます。ですが私はいまだにそのすごさに出会っていません。

一説には、臭いで食べられるものかどうか嗅ぎ分けたり(うちの子は木製のゲージをかじり倒しし飲み込みます)、散歩中に臭いをかいで回り、自分の知っているところかどうか、ここがどこなのかを判断している(路地を一本間違えると、もう帰れません)らしいのですが・・・

一度だけ、すごいな、というかちょっと怖いと思ったのが、おやつにジャーキーをあげた時のことです。一緒に私様のおつまみとして、こちらもジャーキーを買いました。それこそ臭いがすごかったのでしょうね。犬用ジャーキーには目もくれず、私のジャーキーに飛びついてきました。ほしい、というおねだりではなく、奪いかかりに来たのです。噛まれることを覚悟しました。それ以来、犬の前でおつまみ系を食べるのは止めにしました。

味覚

いつものご飯に、お薬・・・

すぐにばれますね。これは嗅覚も関係しているのでしょうか。一度は食べてくれます。二度目からは上手にご飯だけ食べて、薬を口から出します。

味覚は人間よりも劣っているとされており、甘い、塩辛い、酸っぱい、苦いぐらいしか判別できないらしいです。しかし、見ている限りそんなこともなさそうで、茹でただけのブロッコリーや、きゅうりといった味付けのしていない野菜を喜んで食べています。きちんと素材の味が分かっているのでしょう。

聴覚

これはすごい。本当にすごい。そして不思議。

耳が良すぎるから、大きな音が苦手、とよく言われます。確かに、大きな音に反応することが多いのですが、すべての音に反応するというわけではありません。

私が気付いた、犬が反応する音(嫌がる音)

  • バイクの音、排気音を強調した車
  • 子供の奇声
  • 移動販売車のアナウンス
  • 隣室で何か物が倒れた時の音
  • 私のくしゃみ

 私が気付いた、犬が特に反応しない音

  • 音楽
  • 通り過ぎるだけの車の音(排気音が強調されていないこと)
  • 大きな笑い声

思いつくものを挙げてみました。

どれも結構大きな音で鳴っていて、人間が聴いても、不快に感じることがあるようなものばかりです。

こうして例を挙げてみると、嫌がる音は、不意に鳴る音だということが分かります。日常でいつも聴こえてくる音ではないもの。なんの前触れもなく聴こえてくる大きな音には、不快感を覚えるようです。

音楽も私が好きでかなり大きな音を鳴らしているのですが、犬からうるさいぞっ、と怒られたことはありません。我々が、普段通りの行動を見せているので、犬も安心して、怖いものではないと認識しているのでしょうか。

さて、聴覚といえばもう一つ、すごいと思わされることがあります。

それはFちゃんが奥様が運転する車の音が分かる。というものです。

駐車場は玄関の目の前にあります。郵便屋さんが玄関先に車を止めても、何一つ反応しないのですが、奥様が車で帰ってきたときは、ゲージの中から、飛び出してくるのではないかというぐらい喜びます。私が車で帰ってきたときは、それほど音に敏感ではないようです。エンジン音や、駐車するときのアクセルの踏み方などの特徴で、判断しているのでしょう。大したものです。

そして、朝、誰が起きてきたかも足音で理解しているようです。

奥様が一番最初の時は、早くゲージから出せアピールをしてくるそうですが、私が最初だと、知らん顔で寝ています。ゲージから出してくれないことが分かっているようです。

犬の五感のすごさを、私が一番体感できたのは、聴覚でした。それぞれにもっともっと、すごいところがあるはずなので、私も彼らのことをもっと観察していこうと思います。

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今更、何言ってんの

第六感?体内時計?

五感とは別に、すごいと思うことがありました。

私の仕事が休みで、奥様は仕事の日がありました。その日は、日中L君とお留守番することになりました。当時、L君は家の中を自由に歩ける環境にありましたが、基本的に私に何かを要求してくることもなく、一日のんびりしていました。

それが、夕方になると、L君の姿が部屋にありません。姿が見えないのは、さすがに不安で、探してみると、玄関にドアのほうを向いて座っているのです。

もうすぐ、奥様が帰ってくる時間。それが分かっているかのようでした。お腹の隙具合からなのか、日の沈み具合でわかるのか、彼には時間が分かっているようでした。

また、買い物に出かけてた時のことです。

車で一緒にスーパーへ行き、奥様だけ、中でお買い物。私とL君は車でお留守番。助手席で大人しく座るL君でしたが、急に窓にへばりつきます。その先を見ると買い物を終えた奥様がこちらに向かっています。

駐車場という騒がしい中で、足音を判別出来たのでしょうか。私には、何か超常的なものが発揮されたのだと感じました。

今日の犬が苦手な私が気付いたこと

犬だから、と一括りにしてはいけない

人間と犬の歴史は日本でも縄文時代ぐらいから続いていて、かなり犬についての研究もなされているようです。世間では、犬はこれをすると喜びます、嫌がります。これをしてはいけません。このようにしつけましょう。などある程度取扱説明書的なものが確立しているように思えます。

しかし、私が10年程という短い期間で見てきた中でも、その犬ごとに個体差があり、優れている所、苦手な所が、それぞれ違います。ひとくくりに、犬はこれが出来て、何が苦手なのか、などと言えないと思うのです。

やはり出会った犬を個別に観察して、その犬にあわせた接し方、育て方をしていかなければならないと改めて感じました。

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