犬が苦手なのに、すり寄ってこられた時の考え方

触れ合うことに抵抗を感じた日々

結婚を機に犬とともに暮らすことになった犬が苦手な私。一番最初に苦悩したことが、「そばに寄ってくる」でした。

犬からの挨拶。好きですアピール。そういう風に聞いてはいました。ですが、肌に触れる犬の感触をなかなか受け付けることができません。そして、当初そばに寄ってこられて一番怖かったことが、噛まれるかもしれない、ということでした。

とにかく最初は出来るだけ犬の生活圏内に入らないよう気を付けていました。遠くから犬を見つめ、犬のその時の心境を想像してみたりしました。

一緒に生活して観察を続けた結果、数日経った頃には犬が嫌がることをしなければ噛まれる事はない、と理解することができました。まずは一安心です。

問題は犬がはしゃぎ出した時です。興奮してしまったら、こちらの指示が耳に届かなくなります。部屋を走り回って、そばに寄ってきて体当たりをする。すぐに離れる。そしてまた寄ってくる。これを繰り返します。

当時の私にはそれを止める手立てはありませんでした。なので、何をしたらはしゃぎだすのか。それを中心に観察してきました。

犬がはしゃぎだす行動

以下が、犬をこちらに呼び寄せてしまう行動です。慣れないうちは気を付けてください。犬がはしゃぎだす行動は、人間と同じで、嬉しいときに発生することが多いようです。

犬の名前を呼ぶ。

間違いなく猛ダッシュでこちらに来てしまいます。相手をしてもらえると思ってこちらに来ていますから、遠慮はありません。これでもか、というぐらい舐めてきます。

しつけのためでも、迂闊に名前は呼んではいけません。いたずらを発見した時、注意するために名前を呼びダメッと叱っても、叱られているとは気づかずに「遊んでくれるのー」と言わんばかりに飛んできます。

目を合わせる

意図していなくても、目が合ってしまうと何故か尻尾を振り出してこちらに近づいてきます。普段相手をしていないから尚更寄ってきます。

観察を続けているとどうしても目が合ってしまう確率が増えます。しかし、見ないことには観察にならないので加減が難しいところです。

犬が苦手な私が取った対策

犬がこちらに寄ってくる可能性が高くなる行動が予測できたので、それを踏まえて私がとった対策です。

居場所を確認する

犬は居ないもの、として生活しようとも思いましたが、彼らもこちらの行動を観察していて、ちょっと油断しようものならそっとそばに寄ってきて、舐めようとします。

私は犬が憎いわけではないので、蹴って追い払うなどという虐待行為はできません。

試行錯誤の上出した結論が、同じ部屋にいる限り、犬の居場所を常に把握しておくことでした。

犬が今どこに居て、何をしているのか。自分との距離はどれぐらいあるのか。それを確認したうえで、自分のポジションを決めます。不意を突かれないように常に犬を視界に入れるようにしておきました。

犬の行動を観察することにもつながりますし、監視もできます。もし犬がウロウロ動き回って視界から消える時間が長かったら危険です。たいていの場合、何かいたずらを行っている可能性が高いです。

そうなるとに何をしているのか気になるので、犬を探すことになります。更に犬を観察することになります。数日これを意識するだけでも、その犬の行動パターンや癖がかなり分かってきます。

喜ぶこと、怒ること、嫌がること。これらが把握できるようになれば、こちらの精神的不安もかなり解消されてきます。まさに習うより慣れろ、です。

声をかけるタイミングに気を付ける

帰宅して部屋に入った時など、こちらに飛びついてくる勢いで、ゲージの中を跳ね回っています。喜んでくれているので、とてもうれしい行動なのですが、少々戸惑います。こんな時、私はしばらく相手をしませんでした。今でもそうなのですが、跳ね回っている時に声をかけるのではなく、犬が少し落ち着いてから相手をするようにしています。

時間はかかりましたが、次第に喜びの表現が落ち着いたものになります。こちらに寄ってくる勢いが、飛び掛かってくるのではなく、小走りになり私の手前で一旦停止するようになりました。そして背中を向けて撫でてアピールをしてきます。問答無用に体をこすりつけられ、舐められるよりよっぽどましです。

注意点が一つ。観察中、何かいたずらを発見しても、怒って名前を呼んではいけません。相手をしてくれたと勘違いをして、ますます、そのいたずらをしてしまいます。怒るのなら、いたずらをした瞬間に名前を呼ぶのではなく、ダメッと声をかけましょう。ただし、高確率で許しを求めるためにこちらに寄ってきます。

まとめ

犬に寄ってきてもらいたくない。犬が苦手なら誰もが思うことです。これは犬と暮らし始めて必ず発生し、なおかつ最大の関門です。

しかし、これさえ克服することができれば、ほぼ共同生活に支障をきたすことは無いと思われます。

大切なのは

  • こちらに寄ってくる原因を探る
  • 犬の行動を観察する
  • 声をかけるタイミングを考える

の3点です。

正直な所、犬がすり寄ってくることを完全に止める方法は見つけ出せませんでした。あえてやるとするなら家庭内別居という形になるのでしょうが、それでは意味がありません。

どうしても、犬の行動に我慢がならなくなったときは、自分がその部屋からいなくなるのではなく、犬に退場してもらいましょう。犬が苦手で、一緒に生活していることを我慢しているのに、自分の居場所、行動まで制限されてしまっては、フラストレーションがたまるばかりで、いいことがありません。

家族の協力が必要になってきます。こちらも犬が苦手なのに、同じ空間で生活をするわけですから、家族や犬にもある程度譲歩してもらいましょう。

最初は犬の行動を四六時中監視していた私ですが、それほど集中力がありません。日を追うごとに、犬を見ている時間が短くなってきました。

当然、隙を見つけた犬はこちらに忍び寄ってきますが、怒ってこちらに来ているわけではない、と分かっているので、軽くいなすことが出来るようになってきました。

今では、舐められないように、撫でることができるようになりました。時間が解決してくれることもあるようです。

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