犬のお世話をすることで免疫力を高めましょう。

犬が苦手、嫌い、怖いといった人が、犬と暮らしていくことは並大抵の努力では成し遂げられません。犬と生活圏を分け、完全な家庭内別居ができるのなら気にすることもないのですが、なかなかそういうわけにはいきません。

嫌いなものを好きになるにはかなりの時間と偶然を期待するしかないと思いますが、「我慢」できるぐらいにまでは、割とすぐ到達できます。大事なのは自身にストレスが溜まらないギリギリのところまで頑張ってみることです。

せっかく意を決して犬と暮らすことに同意したのに、犬が嫌なままではストレスが溜まり続けてしまいます。いずれ犬好きの家族のことも疎ましく思えてくるかもしれません。そうならないためにも、下記に犬が苦手な私が、犬と暮らし始めて実際に取った行動を記述します。

私が行った、犬との距離を縮めるための行動

排泄物の処理

生き物と一緒に暮らしていることを実感しましょう

犬と暮らしていくにあたって、私も何かしら犬と関わってみようと思い、実際にやってみたことが、「犬の排泄物の処理を積極的に行うこと」でした。何をやるにしても初めてのことばかりなので、失敗することが少ないであろうものを選びました。

処理を行う時は、息を止め、感情を無にして行いました。これをすることによって犬のことがかわいく思えてことはありませんでしたが、ちゃんと同じ空間で生活しているのだな、と思うようになりました。

犬も人間と同じで、おしっこもするし、うんちもします。犬も人間も生き物なんだと実感するにはこれが一番です。犬が苦手な人にとって、この作業は嫌でしょうがないものと思われます。ですが、これをすることによって、確実に犬に対する免疫力が高まります。

犬のことが苦手や、嫌いな理由の一つに「臭い」がよく挙げられます。それは犬独特の臭いだったりするのですが、おそらく排泄物の臭いのほうが強力なはず。これを我慢できれば、ほぼ解決したも同然です。

犬を見るという新しい自分の発見

排泄物は健康状態を確認する上でとても大事なものです。慣れた人は、その形状、硬さ、色を見て、その日の体調や隠れた病気などを見つけ出すようです。

その域まで達するには、かなりの時間と経験が必要ですが、いつもと少し違う、と感じる程度は嫌々やっていてもわかるようになります。

そしてそれに気がついた事がとても大事なのです。犬が嫌で触れ合うことができなかった自分が、何が原因か分からないなりにも、犬の変化に気付ける立場に立っているのですから。

副産物としてですが、もしすでに子育てをされていて、子供のおむつ替えを経験されている方ならば、すでに見慣れているでしょうから、この作業は特に苦にならないはずです。

まだ未経験の方ならば、いつか出会うかもしれないおむつ替えの時のために、率先して作業することをお勧めします。私は犬のお世話のほうが先だったので、子供のおむつ替えが抵抗なくできるようになってました。

挨拶

声をかける意味

私は毎日ゲージの中にいる犬に声をかけるようにしています。(必ずではありません。習慣として取り入れるようにしていますが、義務としてしまっては、いずれしんどくなるような気がしたからです)

この声掛けの意味は、声をかけることによって、自然と犬を見ることにつながると思ったからです。排泄物の処理と同じように、毎日の犬の姿を見ることによって、ほんの少しの変化に気が付くようになれます。

我が家の場合、現在進行形のFちゃんは、朝おはようと声をかけるとゲージにかぶりついてご機嫌さんに挨拶を返してくれていました。ところが、真冬の朝方(5時過ぎ)は、同じ時間帯に声をかけても、寒いからなのか、外がまだ暗いからなのか。ゲージの中のキャリーから出てこなくなりました。

春先も同じような感じ。梅雨前になって、ようやく挨拶をすると元気にアクションを返してくれるようになりました。彼女と出会ってまだ1年目なので、来年の冬も同じようなことになるのか気になるところです。

私もいるよアピール

排泄物の処理は、自分自身が犬に慣れるための儀式でした。この声かけは、犬に私も飼い主の一人だよ、と分かってもらうためのものだと思います。

ボディタッチのコミュニケーションが取れないうちは、犬も私が何者か分からず、敵意があるのかないのか、判断に苦しむのではないかと思い、声をかけることによってあなたに害は与えませんよ。と伝えていたつもりです。

叱ることも大事です。やって欲しくないことを犬にされた時は、すぐに叱りました。そして、うまくできた時は、きちんと褒めます。犬も普段相手をしない私から声をかけられたので、必要以上に反応して感情を露わにしてくれます。

挨拶を犬にもすることによって、犬もその言葉に反応して何かしらのアクションをおこしてくれます。ただ注意点が一つあります。このアクションは犬が苦手な立場からしたら、たいていの場合、喜んで飛び掛かってくるなどの迷惑な行動が多いので、自身が犬に触れるレベルに達するまで、放し飼いの状態で声をかけることは止めておきましょう。

まとめ

排泄物の処理も、毎日声をかけることも、犬に直接触れずにできることです。他にも、ご飯をあげたりするなどのこともあるでしょう。

まずは自分にできそうなことを考えて、お世話に関わることが第一歩になると思います。ほんの少しでも関わることで、自分も犬もお互いに存在を認識し合う。これが何よりも大事なことなのではないでしょうか。

相手のことを知らなければ、好きになることはありません。そして、苦手だから、嫌いだからと避けていてばかりで、自分のことも犬に知ってもらわなければ、飼い主として認めてもらえません。地道な努力が必要となってきます。

飼い主という立場は、ペットに認めてもらえてこその立場だということを忘れないでおきましょう。

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