「犬が苦手」を克服する意味があるかどうか

犬と飼い主さんを見てイライラする人へ

苦手、嫌いを好きに変えるのは難しい

犬が苦手な私が、犬とともに暮らしだしてからすでに13年ほど経ちました。家族と犬の協力のおかげで、なんとか犬がそばにいても、身の毛がよだつようなことは無くなりました。

ですが、苦手を克服できたか、と問われるとまだまだそうは思えません。我が家の犬と触れ合うことはできても、よそ様の犬と自らスキンシップをとろうとはいまだに思えないからです。

10年以上犬と接しても、苦手意識が克服できないなら、最初から挑戦する意味があるのか、と思われるかもしれません。ですが、私はやる意味はあると断言します。

「犬が苦手」を克服に挑戦するメリット

犬好きの人から見たら、犬のどこが怖いのか、何が嫌いなのかが理解できないことが多いようです。「犬とスキンシップを取れない=この人とは親しくなれない」と考える人も少なからずいます。怖がられることによって、犬が悪者になってしまうかもしれないし、余計なストレスを与えてしまうかもしれないからです。そんな人とは、親しくするつもりはありません。と考えるでしょうが、なかなか都合よくはいきません。

好意をもった相手が大の犬好きだったらどうでしょう。犬が原因で、その気持ちを捨てることが出来るでしょうか。その人の家に行ったら犬がいる。行くことを諦めて、常に外で会いますか?つなごうとしているその手は、確実に犬と触れ合っています。

仕事で担当になったお客様が犬好きで、訪問したら犬がお出迎えをしてくれるようなところだったどうしますか?上司に頼んで、犬が苦手だから担当を変えてくださいと頼みますか?最悪の場合、お客様のほうから、担当変更の要望がクレームとして飛んできます。

散歩している犬と遭遇した時、犬とその飼い主さんを見て不愉快な気持ちになりませんか?リードの長さを見て自分のところまで飛びついてこられるのではないかと不安になったり、電柱へのマーキングを見て、汚いなと不快な気分になっていませんか?せっかくのあなたの外出の時間が負の感情に覆われてしまってとてももったいないです。

これらの状況に出会ったときに、犬を見てかわいい、と思う必要はありません。犬がいてもいなくても、同じような態度をとることが出来れば良いのです。犬を不快に思う態度が表に出なければ、犬好きの人たちとも上手く付き合っていけます。

最終的に犬のことが苦手なままでも、犬のことを知っておけば犬好きの人とも、犬に関することで会話が出来ます。これはとても大きなメリットです。自分と反対のほうを向いている人とは話せませんが、近づく努力をしてくれる人とは話しやすくなります。誰でも、自分の好きなことを否定してくる人とは仲良くできませんよね。

犬がそばにいても、我慢できるようになることを目指すためにはどうすればいいか

まずは、いきなり好きになろうとするのではなく、同じ空間にいることに耐えられるようになることを目指しましょう。これが最終目標であっても構いません。犬と仲良くなろうとするからハードルが上がるのです。前述したように、嫌だと思う感情が態度に出なかればそれでOKなのです。

といっても、これも簡単なことではありません。犬のどんなところが嫌なのか、怖いのかを知らなければ、我慢するための心構えが出来ません。つまり犬のことを知らなければならないのです。嫌いなもの、興味のないことに対しての調べものほど、苦痛を要することはありません。ついつい、犬のことが嫌いなのに、こんな無駄な時間を過ごすのはもったいない。と思ってしまうのです。

ですが、犬の行動や、飼い主さんと犬の接し方には、ちゃんと意味があるのです。なぜ追いかけられるのか、なぜ吠えかかられたのか、なぜ噛まれたのか。なぜリードが長いのか。きちんと行動の意味を知ってからでないと、ただ漠然と、怖い、嫌い、不愉快といった思考が前面にあらわれてしまいます。その行動が受け入れられるかどうかは、犬のことを知ってからでも遅くはないと思います。

まとめ

犬のことを好きになろうとするから無理が生じたり、意味がないと簡単に諦めてします。ですが、それでは犬好きの人と仲良くなることはできません。本来なら楽しい空間であるはずなのに、犬とその飼い主さんを見て不愉快になる。そんな時間の浪費をするぐらいなら、一度我慢して、犬のことを勉強することに時間を使ってみてください。不愉快に思う行動も、理由を知れば「それなら仕方がないな」と思えることがたくさんあるはずです。

一部、排泄物の後始末をしない、公園をノーリードで散歩させているといったような、最低限のマナーを守れない人たちもいます。犬が苦手、嫌いな立場から見れば、そういった人たちの行動がクローズアップされ、犬を飼っている人たち全員がそうなのではないか、と思われてしまいます。ですが、犬のこと知れば、視野が広がりそんな人たちは本当にごく一部だと分かるはずです。

あなたのイライラの原因の一つが解消されるかもしれません。

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