慣れたふりするしかない西武ライオンズFA問題

雑記

埼玉西武ライオンズFA流出問題について考えてみた

犬がメインのブログなのに、ネコ科の話で申し訳ありません。今回は私がこよなく愛する埼玉西武ライオンズの話です。

埼玉西武ライオンズファンにとって、毎年、日本シリーズの時期が近付くにつれ気が重くなるのは、もはや恒例行事となっております。毎年と言っていいほど主力選手が何らかの事情でチームを去っていきます。そして巻き起こるファン同士による罵詈雑言の嵐。

私は関西在住の身ですが、ライオンズのファンです。どの程度かというと、阪神タイガースが日本一になっとき、相手は西武ライオンズでした。その時私は小学生の低学年。そして大阪に住んでおり、クラス中が当然タイガースを応援。その中で、唯一私だけがライオンズファンを公言していました。

友達に、学校にいるときだけでも阪神ファンになっとけよ。と低学年にして、そこまで気を使わせてしまう状況でした。それでも私はめげずにライオンズを応援し続けました。

時は移り、阪神大震災後の神戸。私も神戸に住んでいました。オリックスが「がんばろう神戸」を合言葉に頑張り見事日本一を決めた時も、当然ライオンズを応援していました。イチローフィーバーに湧き、田口選手のサインボールを手に入れておきながらです。

私はライオンズを応援し続けてきた、という自負があります。そんな私が、FA流出問題についてちょっとだけ考えてみました。以下かなり上から目線で申し訳ありません。

FA宣言からの移籍は悪なのか

そもそも、FA宣言を行うことは、悪いことなのでしょうか。答えは簡単です。選手の当然の権利です。長年頑張って、必死で練習し、結果を残してつかみ取った権利。他球団の評価を聴いて、自分が球界のどの位置にいるのか知りたい、という気持ちは十二分に理解しています。ファンも分かっているのです。

何故FA宣言後出ていく選手の悪口を言ってしまうのか

ファン側も、選手の権利ということはしっかりと理解はしているのですが、割り切れないでいます。なぜなら、1軍デビューしたての頃から、もっと好きな人はファーム時代から、ずっと応援し、見守ってきているのです。それこそ、全てにおいて荒削りの頃から、結果に一喜一憂し、今一つ結果を残せない時期も応援し続け、ようやく一人前になってこれから球界を背負っていくような大選手になろうか、という時期に居なくなってしまうからです。

私はこのことが一番の要因だと考えています。最近では浅村選手ですが、彼も中島選手の代わりにショートに入った時は、とにかくストライクが来たらフルスイングで、大きい打球ばかり狙っているような印象でした。守備も取るのは上手いが、制球に苦しんでいるところが見受けられました。見ていてかなりヤキモキさせられた選手です。

それが、年を重ねるごとに成長を続け、2018年の彼は、打率.310 本塁打32 打点127 という素晴らしい成績を残して、ようやくセリーグファンの間でも浅村という名が認知されてきたのです。

長年、度重なる失敗を我慢して応援してきた選手が、成長してスター選手の階段を上りかけたところで、渡り廊下を渡って、隣のビルの階段を上り始めたのですから、下から見ていた我々はどうして良いのか分からなくなってしまいます。

可愛さ余って憎さ百倍。そして自分自身を納得させるために選手を悪く言ってしまうのだと思います。

国内FAと海外FAもしくはポスティング制度での移籍について

国内FAは残留、もしくは国内のチームの移籍となりますが、海外FAはメジャー移籍が基本線となりますが、国内移籍も可能性として残しています。

秋山選手が宣言した時は、かなりドキドキしました。メジャーに行くための権利行使だと信じていましたが、一抹の不安は残っていました。

しかし、ポスティングや海外FAでのメジャー移籍は戦力としては当然痛いのですが、心理的にはダメージが少なく、純粋に応援できます。やはり敵チームに行くわけではないということが重要なようです。

球団のFA宣言した選手に対しての残留交渉について

FAが制度化した当初、ライオンズは宣言後の残留を認めていませんでした。FAには厳しい態度で接していました。それが近年は流石に流出が止まらないと判断したのか、宣言後の残留も認めると方針転換しましたが、結果は芳しくありません

なんとなくのイメージですが、ライオンズという球団は選手の権利を大事にしすぎているような気がします。良い意味でも悪い意味でもです。

金銭面でなかなか渋いところがありました。その分、選手が頑張って獲得した権利は尊重しようというスタンスをとっているように見えます。(いくつか、フロントサイドの失言と感じるものはありましたが)

ファンからしたら、もっと熱意を持って残留して欲しい意思を本人に直接や、マスコミを通してアピールして欲しいのですが、わりとあっさりしており、チームとしては当然残って欲しいが、選手の権利なんで・・・と言っているように感じます。

実際はどうなのかわかりませんが、そこが不満で不安です。渡辺GMも自分自身が、戦力外通告後選手としてこだわりヤクルトや台湾まで行って野球を続けたぐらいですから、チームの戦力として考える前に、野球選手としての成長を一番に考えて、その意思を尊重いるのだろうな、と私は思っています。

金銭面では、最近かなり頑張っているという印象です。昔は本当に適正価格で勝負して、チーム愛に賭ける、という感じでしたが、浅村選手のときなんかは、報道を見るかぎりですが、かなり太っ腹な提示をしてくれたと思います。後は、言葉での熱意をもっとしっかり伝えてくれたら、と思います。

まとめとしてライオンズファンの皆さんに言いたいこと

どうしてもFA移籍はファンからしたら裏切られた感が強くでてしまいます。もちろん、例外はあって、チームの起用法をめぐっての移籍は、致し方がないところ、と思えます。炭谷選手のことですね。細川選手の時もそうでした。

FAは選手の権利で、彼らは個人事業主なんだから、金銭面で評価の高いところに行くのは当たり前。とよく言われます。冒頭でも述べましたが、頭では理解はいるんです。でも感情がついてこないのです。そのモヤモヤをごまかすために、またか、と慣れた振りをするしかないのです。

だから、ここで私はライオンズファンに言いたい。ホーム球場での初対戦時、初打席や初登板の選手紹介の時だけ思いっきりブーイングしましょう。それでスッキリしましょう。

そして、次の対戦時にはもう敵として割り切って見ましょう。登場するたびにブーイングしたり、何年経っても裏切り者扱いするのはもう辞めましょう。

移籍理由でタンパリングだなんだといわれ、結論はもうでているのに、気を持たせるようなことを言いやがって、と騒がれていますが、もういい加減終わりにしたいものです。

FA前の1年契約の時点で、半ば諦める心境になる我々です。もう一歩前に進みましょう。新天地の選手の活躍を喜べるほどになれ、とは口が裂けても言えませんが、最初のブーイングで選手への未練を断ち切りましょう。

移籍後の活躍を見て、今彼らが一流選手にとして輝いているのは、我々ファンが支えてきたライオンズでプロ野球選手としての土台を造ったからだ、と考えましょう。

そして移籍後は外の知識を取り入れて、引退後、コーチ、監督としてライオンズに帰ってくる。外での経験を活かしてライオンズの強化に貢献してもらう。というような長いプランで考えていけたら、FA制度もそんなに悪くないのかな、と思います。

プロ野球選手として埼玉西武ライオンズで生まれ、スクスクと成長しました。そして親離れして巣立っていくのです。

現役引退が見えてきたときに、貴方の出身地は何処ですか、と聞かれたときに、埼玉西武ライオンズです。と言ってもらえるよう、ここはすっぱりと身を引くことが良いのではないでしょうか。

あまりネチネチ言いすぎると、出て行った選手がライオンズファンに対して決定的に拒否反応を起こして、復帰することを妨げることになってしまいかねません。それも大きな戦力ダウンのひとつであると私は思っています。

最後になりましたが微かな望みながら、増田選手が残留してくれる事を心の底から願っております。

2020年11月中旬記述

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