病院以外でもできた、狂犬病予防接種
もっと大々的に告知してほしかった狂犬病予防接種
4月から6月の時期は狂犬病ワクチンの接種時期となっています。接種の方法としては、動物病院で打ってもらうか、地域ごとで行われている集団接種という方法があるようです。
犬が苦手だった私は、集団接種ということをやっていたということを知りませんでした。自分の地域でそれを受けようと思ったらどうしたらいいのか、少し気になったので調べてみると、各地域の公園や、自治会館などが指定されており、時期としては4月中旬から下旬にかけて行われておりました。
このブログは5月下旬に書いているので、すでに私の住む地域では集団接種は終わっています。どんな雰囲気なのか見てみたいと思っていたので残念です。
実施する自治体によって違うのでしょうが、私の住んでいる地域では、日曜日の13:00ごろから16:00ごろまで、30分間隔で会場を移動しながら行われていたようです。
平日ならともかく、日曜日に行われていたのなら、気がついても良さそうな気がします。犬が公園にタムロするわけですから。どこかですれ違っていてもおかしくないと思います。しかし、私の人生の中で、沢山の犬が集まっているところを見た記憶は、ドッグランに行った時ぐらいにしかありません。
可能性として、子供の頃の場合は犬の集まりなど見たら、恐怖のあまり記憶から抹消したのだと思われます。
大人になった現在でも、集団接種を行っている、ということすら知らなかったので、目の端に写っていても、何か集会をやっているとでも思って、無意識にそちらを見ないようにしていたのかもしれません。
犬が苦手な側からしたら、犬単体でも怖いのに、いつも遊んでいる公園で犬の集団に出くわしたら、遊具で遊ぶどころか、園内に立ち入ることすら出来ないでしょう。
そんな集団接種ですが、私の住む地域では規模を縮小していく方向のようです。犬と飼い主の安全が考慮してという理由がホームページに記載されていました。
たしかに、沢山の犬が集まれば、犬たちも興奮してしまうかもしれません。じゃれあいがヒートアップして予期せぬ怪我につながる可能性もあります。
また、犬が注射で悲鳴をあげて、それを順番待ちをしている犬が聞いてパニックになったりしないのかな、と要らぬ心配もしてしまいます。
それに、関係のない近隣の人から見れば、近くの公園に続々と集まってくる犬たち。直接の危害や被害がなくても、なぜここで?と思ってしまうでしょう。
事前に集団接種を行います、と近所の各家庭にお知らせが入っていればまだマシですが、そういったこともしていなさそう。少なくても、目の前の公園が接種会場になっていた我が家には、お知らせはありませんでした。怒る人はしっかり怒りそうな案件です。
想像を膨らませて、行き着いた不安
多種多様な生活が当たり前になったこの時代に、どこでどんなクレームが発生するかわからないことは、やはり規模の縮小、廃止の方向に進んでしまうのでしょう。
しかし、ふと思いました。
我が家では、狂犬病のワクチンは最寄りの動物病院で接種してきました。ただし、車での移動です。徒歩圏内に動物病院はありません。
今は車を運転できる、乗れる環境にありますが、万が一車に乗れなくなったら、高齢になり免許を返上することになったらどうしたらいいのだろうと。
バスといった公共の交通機関を使うのは私には正直ハードルが高すぎます。犬が苦手な人がそれに出くわした時の気持ちがわかるからです。
移動の手段がない。そして、集団接種が縮小していくことは基本路線とすると、なんとか近い将来、ワクチンを注射、という形ではなく、錠剤を飲ませるなどの形で素人でも接種可能なものが開発されないかと祈るのみです。
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