犬も自分の都合を優先することを実感した
犬は飼い主さんに忠実で、猫は気ままに自分の都合で行動すると、よく言われます。私もそのように思っていましたが、最近、犬も気ままだよな、と思うことが幾つかありました。
そのうちの一つが、犬が眠たい時。
私の普段の帰宅時間は19:00〜20:00ごろ。尻尾を目一杯ふって、体全身で喜びを表現してくれます。しかし、帰宅の時間がいつもと違い、日中になった時や、深夜になった時は、少し様子が変わります。
恐らくいつもその時間帯は寝て過ごしているのでしょう。部屋に入っても薄目を開けて、眼球だけ動かして誰が入ってきたのか確認。なんだお前か、ぐらいの雰囲気を漂わせ、再び眠りに入ります。
私が帰ってきた喜びより、寝ることによる体のケアが優先される出来事です。
また、食事やおやつの時間も何より大切なことのようです。
ちょうど食事の時間に帰ってきた時は、こちらを機にする様子もなく、ご飯を食べ続けます。おやつの時も同じ。とにかく食べ終わってから、お帰りの挨拶が始まります。
やはり食べることが生きることの基本になりますから、たとえ誰がこようと後回しにはできないということでしょう。
以上の2点は生きるために不可欠なことなので、私のことの相手が後回しになることは仕方がありません。しかし、時折、何をしているわけでもないのに構ってくれなくなる瞬間があります。
なぜなのかはいまだに分かりません。愛犬なりに何か考えていて、その時は私の相手をしている場合ではない状況だったのかもしれませし、ご機嫌斜めで、人と触れ合いたくなかったのかもしれません。
ひとつだけ言えるのは、いつもと違う時間に帰ってきたら、高確率で犬が相手をしてくれない状況になる、ということ。腹時計なのか、人間とは違う時間の感覚が犬にはあるのか分かりませんが、犬は時間を把握しているようです。
まさか時間外の愛想はふりません、ということでしょうか。
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