犬の散歩では色々な人とすれ違います

伝えたいこと

犬との散歩。すれ違う人々の反応は様々。

我が家の愛犬との散歩コースのひとつである公園はかなり広くて、公園の歩道をぐるっと一周歩けば軽い運動量になり、丁度良い散歩タイムを過ごせます。そんな広めの公園ですから、休日の芝生エリアにはワンタッチテントを設置して遊ばれる家族連れがたくさんきます。

そんな中を、我々は歩道を中心に散歩します。当然、様々な人たちとすれ違うことになります。今回は、すれ違った時の、人や愛犬の反応を書いてみようと思います。

散歩中の別の犬とすれ違った時

近所の飼い主さんとすれ違った時は、立ち話が発生します。基本的にお互いの犬の話になりますので、犬から目を離すことはあまりないようです。私は犬が苦手なので、少し離れたところで待機しています。

愛犬は、犬同士で挨拶を交わすこともあれば、お互い様子見をしあったり、相手から逃げてみたりなど、その日の気分によって対応の仕方が変わります。しかし、唯一変わらないことがあります。

それは、別れた後、必要以上に道端を匂い出すというところです。そして、体をベンチの足元や街灯にこすりつけ、自分の匂いを残していくようになります。普段もポイントごとにするのですが、その回数が極端に増えます。

なかなか前に進めません。匂いをつけては、よその犬に上書きされ、改めて匂いを付け直す。犬の世界で繰り広げられている自己主張なのでしょうか。とにかく、ポイントとなりそうな場所にすべてマーキングしようとするので、人の往来が多いところ、人が立ち止まりやすいところは避けるようにしています。

気をつけていること

  1. 話している間、犬から目を離さない。
  2. おしっこ系のマーキングをしそうな時は、時と場所を考える。

ランニングしている人とすれ違った時

散歩に最適な道はランニングコースとしても最適だったりします。ここで少し困るのが、右と左などちらによって避けることが正解なのか。というところです。

散歩のしつけがよくできた犬ならば常に飼い主さんの足元左右どちらかにいるはずなので、犬が外側になるよう、道を空ければ蹴飛ばされることもないでしょう。

しかし、我が家の場合は愛犬がいきたい方向に行かせてあげる、という方針をとっているので、歩道の横幅を目一杯使って歩いていきます。なので、出来るだけ、ランナーの動きを見るために、通り過ぎるまで歩道の端っこによって、立ち止まるようにしています。

この時、犬は私の足元から動けないように、リードを短く持っています。愛犬も、前から迫ってくる人の勢いに驚いているのか、すれ違うまで大人しく、じっとしています。ひょっとしたら走っている足音が怖いのかもしれません。

走っている人は、犬好き、嫌いにかかわらず、自身のペースを守るためこちらの様子を見ることなく空いているスペースを走っていきます。

ランニングで人とすれ違う時は道のどちら側に寄らなければならないのか、というルールやマナーはあるのでしょうか。もしあるのならば、それに準じたいと思います。

気をつけていること

  1. ランナーの方が避けてくれる事を期待せず、こちらが接触しないようスペースを空ける努力をする。
  2. ランナーの方と犬との間に必ず自分が入るようにする。

幼児を連れた家族連れとすれ違った時

憩いの場となる公園ですから、小さいお子さんもたくさん遊びに来ています。先日も言葉を覚えたてで、よちよち歩きの可愛いお子さんが、ワンワン!といっても近寄ってきました。

親御さんも犬は嫌いではないようで、触っても良いですか?と聞いてきました。うちの犬は人見知りはするのですが、知らない人に対して怖がったり、怒って吠えたりはしないので、こちらが注意していれば大丈夫かなと思い、触ってもらうことに。

突然犬が動かないように、しっかりリードを短く持ち、子どもには横から背中あたりを触ってもらうように、犬の立たせる位置を調整しました。

犬がびっくりして、子どもに吠えたり、威嚇するようなことになれば、犬嫌いの子を増やしてしまうきっかけになってしまいます。それを防ぐためにも、犬には少々可哀想ですが、体を押さえつけられるような状態でいてもらいました。

少し触ってもらって、満足してくれたかな、という頃合いを見計らって、バイバーイと反対方向に進み出しました。しかし、子どもは満足していなかったらしく、まってー、とよちよち追いかけてきます。

よっぽど子ども嫌いな人でなければ、自然と頬が緩む光景です。しかし、我が家の愛犬は聞こえないふりをしてスタスタ進みます。やはり、体を押さえつけられて触られることは嫌だった様子。後ろからは純真無垢な笑顔で子どもが追いかけてくる。前にはそれを嫌がる愛犬。

その姿を見て思いました。追いかけているのが犬で、逃げているのが子どもだったら、この光景がどのように映るのだろうか、と。

追いかけられる恐怖は、子どもも犬も関係ないのだとこの時感じました。犬が追いかけて子どもに恐怖を与えることばかりがピックアップされますが、その逆もあるのです。どちらの立場から見ても、ぱっと見の可愛らしさに惑わされることなく、相手の嫌がることはしない、させない、を考えて行動しないといけないと思った出来事でした。

気を付けていること

  1. 小さい子どもに愛犬を触ってもらう時は、犬の体を押さえつけるのではなく、飼い主である我々が、犬にずっと声をかけ、体のどこかに触れてあげることで、犬を安心させる状態をつくる。
  2. 犬が怖がらないように、触ってもらう場所をこちらから誘導する。

まとめとして

公園には様々な人がいろいろな目的で訪れています。当然、犬が好きな人もいれば、犬のことを拒絶している人もいます。もし犬の散歩中に、犬のことが嫌いな人とすれ違ったとして、向かってくる人が犬が嫌いかどうかなんて、判断が付かないことがほとんどだと思います。

それならば、まず人が不快に思うかもしれない犬を連れているこちらが、道の端により、犬がすれ違う人に近づかないようにして道を譲るほうが、犬のことで不愉快に思われることなく、お互い楽しい気持ちで、公園で過ごしていけるのではないでしょうか。

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