犬と人では同じ景色も同じように見えているとは限らない

興味のあるものや、怖いと思うものは視界に入りやすい。

うちの奥様は、家族でドライブをしている時、あるいはショッピングセンターを歩いている時、犬関連のお店や看板、グッズのたぐいをめざとく見つけ出します。

私も同じ方向を見ているのに、全く視界に入ってきていないことがよくあります。

逆に、私はテレビドラマを見ている時、スピーカーやアンプといったオーディオ関連の小道具が目に飛び込んできますが、家族は、え?そんなのあった?という薄い反応です。

同じ空間で、同じ映像を見ても、人によって見えているものは違ってきているようです。

おそらく、人間同士でもそうなのですから、犬と人間も見えているものが違うことがあっても不思議ではありません。

道を散歩していても、犬が我々と同じ景色を見ているとは限りません。視力や視界の広さ、高さだけの話ではなく、犬と人では意識するところが、それぞれ違うのだということを、考えないとといけないと思うようになりました。

うちの犬は急にどこか一点を見つめ出す時があります。その方向を見ても、私には何があるのか分からないことがよくあります。きっと、何か気になるものがあったのでしょう。

また、見えているものの違いは、興味のあるなしだけではありません。

人間の目から見て、特に問題ないと思われる環境や行動も、一緒にいる犬からすれば、危険を感じるものかもしれません。

虫のことが怖いから、虫を見つけ出すことが早い、という人もいるようです。

普段はおとなしい犬が、急に吠えたり、咬もうとしてきたりするのは、犬が飼い主さんや周りの人には感じ取れなかった、何かしらの危険や恐怖を感じたからなのでしょう。

いきなり、吠えかかったりするので、犬の問題行動として考えがちです。しかし、我々がやらなければならないのは、その問題行動を起こした原因を見つけだして、原因を解消することなのではないでしょうか。

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