犬と生活しなければ気がつかなかった事
犬と散歩することによって、視界が広がった
犬と散歩することによって、確実に目線を下げることが多くなりました。犬と自分のポジションを確認しながら歩くからです。それまで、あまり足元を意識して歩くということはなかったように思います。
また、真逆に空を見上げることも多くなった気がします。愛犬が草むらで道草を食っている時に、ふっと空を見ている時間があることに気がつきました。
どちらもせかせか歩いていたら、見ることのなかった景色です。
犬が吠える理由が何となくわかるようになった
犬と関わりのない生活を送っていた子供の頃、軒先にいる犬に吠えられ、怖い思いをしたものです。
とにかく怖い。犬は私にとってそれ以上でも、以下でもありませんでした。なので、自分がなぜ吠えられるのか考えたこともありませんでした。
それが犬と生活するようになって、犬のことをもっと知ろうと調べたり、観察したりしていくうちに、犬も手当たり次第吠えているわけではない、ということがわかるようになりました。
しかし、犬と暮らさないと理解できないことでもあるということもわかりました。
犬好きな人も犬嫌いの人も、マナーに対しては割と同じ思いであるということがわかった
どちらの意見も理解できる立場として、冷静に犬に対する批判的意見を眺めていると、基本的に、ほとんどの人が、犬に対してではなく、その飼い主さんに対して、意見を言ってるように思います。
散歩中のリードの長さ、排泄物の後始末、といった飼い主さんのモラルに関することがで占められています。それは犬嫌いの人は当然の事、犬好きの人からも多く寄せられているようです。
ほんの一部のマナーを守らない、気がついていない人たちの行動が、犬社会全体の問題となっていることが、犬を気にするようになってわかりました。
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