理想通りにはいかない、犬へのしつけ。

犬へのしつけ。教えてすぐできるなら苦労はしない

初めて犬を飼おうと思う人は、どんな生活を想像しているのでしょうか。犬の名前を呼んだら、側に寄ってきて、飼い主さんの隣に大人しく伏せている。散歩の時は飼い主さんの歩調に合わせて、まっすぐ歩く。寝る時には、横で寄り添って寝る。

きっとできる様になる犬もいます。しかし、できない、指示を覚えられない犬もいます。当然、赤ちゃん犬の場合は、何もできない状態です。なぜなら、赤ちゃんだから。

できなくて当然なのです。

知らないことはできません。トイレトレーニングをしなければ、トイレでおしっこをするという当たり前のこともわかりません。人間の幼児でも、トイレにたどり着く前に漏らしてしまう。トイレでするということを理解できないなど、うまくできないこともあります。

私は、犬との生活は1〜2歳児の相手をずっとしていくようなものと思っています。

幼児ですから、理屈ではなく、ダメと言われたからやめる。それを何度か繰り返しダメな行動を覚えていきます。できる子はすぐに学習してくれるでしょう。ですが、成長の度合いは人それぞれです。何度繰り返しても覚えることができないこともあります。

我が家では、人間の食事中は犬を柵の中に入れます。「ハウス」という指示で、その柵の中に入るようにしつけていました。今では、食事をテーブルの上に並べると、指示を出す前に自ら柵の中に移動します。

天才犬です。

そんな犬でも、散歩は飼い主の前を歩きますし、電柱や街路樹を求めてウロウロします。玄関チャイムが鳴ると吠えまくります。

きちんとしつけされていない犬です。同じ犬でもできること、できないことがあります。

犬によって、覚えることが得意な子、不得手な子がいます。ダメとわかっていても、欲求に勝てない子もいます。

人間でいう「魔の2歳児」

犬を飼うということは、ずっと2歳児と付き合っていくということだと、私は感じています。そして、周りの人に迷惑をかけない範囲を考えて、犬と接していくことをおすすめします。

完璧にしようと思うと、できなかった時、犬も自分も多大なストレスを抱えることになります。そのストレスが虐待や放棄に繋がっていくのだと思います。

何も考えずに犬と接することは、よくありませんが、こだわりすぎて辛い思いをする必要もありません。理想の生活に近づける努力は必要ですが、その理想を状況に合わせて変えていくことも大切だと犬と暮らしていて実感しています。

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