うるさいっと怒っていたはずが、冷蔵庫の開く音に意識を持っていかれた愛犬
先日、衣類スチーマーを購入しました。ハンガーにかけたままシワ伸ばしがができるのなら、と思い使ってみました。
するとスチーマーから蒸気の音がシューシューとする。スイッチを押すたびピーピー鳴る。割とすぐ充電が切れかけて、またピーピー主張してくる。結構うるさい。そして、立ったままシャツに向かって謎の機械を上下させる飼い主。さらになかなか上手くいかないので、飼い主自身もうるさい。
当然、初めての行動、聞き慣れない音にうるさい我が家の愛犬は、けたたましく吠えます。
一旦、スチーマーを充電するために充電器にスチーマーを置き、動作をを止めても気になり出したら止まらない愛犬。スチーマーに向かって吠えるのをやめません。
短い時間でしたが、とりあえず充電を終わらせて、再びスチーマーを起動。ずっとガウガウ吠える愛犬。そこで私はおもむろに冷蔵庫を開け、パックのコーヒーを取り出しました。
愛犬が鳴き止みます。じっとこちらを見つめてきます。冷蔵庫の中に、愛犬のおやつが入っていることを知っているからです。
私の分は?と言わんばかりに、黙って私を見つめます。この間、当然スチーマーは稼働しています。音もしっかり鳴り続けています。どうやら、愛犬の耳には入らなくなった模様。
私がコーヒーを飲み終わるのを確認して、自分の分は貰えないことを悟った愛犬は少し不貞腐れた様子で、布団の上で丸くなりました。若干不憫になり撫でてあげると、気持ちよさそうにお腹を見せてきます。
撫でる手を止めると、尻尾をフリフリしながら手をひっかいてきて催促をします。もう完全に衣類スチーマーのことは頭から離れているようです。
吠えている原因から、犬の興味を他のことへ誘導(今回は偶然の賜物ですが)することで鳴き止ます事ができました。
ただ後日、衣類スチーマーを使用した時もけたたましく吠えてくれました。いろいろ誤魔化しながら、音とその動きに慣れてくれるのを待つしかないようです。
コメント