使い方によっては犬にとって恐らく嬉しい伸縮、ロングリード
どれだけ話題になってもなくならないのが、犬の散歩時に使用するリードの長さ問題。通常の散歩で伸縮するリードや、5メートルもあるような長いリードを使用することの様々な弊害が広まっているにもかかわらず、その使用頻度は減っていないような気がします。
これらの長いリードは、使う場所によってはとても素敵なアイテムです。犬の行動範囲を広げることができ、リードで繋がっているから犬を見失うことがない。
普段の散歩でも、人とすれ違う時に短く持ち直してくれれば、特に問題はないと思います。しかし、それがなされないのが現実です。
おそらく使用されている人は、リードの長さと犬の行動範囲を把握されていて、犬と、すれ違う人が接触しないと判断されているのだと思います。
伸縮式のリードには長さを調整できるように、ストッパーも付いているようです。なので、万が一犬が他人に接触する前に犬を静止できるのでしょう。
ですが、我々犬が怖い派の人間からすれば、犬が迫ってくることに恐怖を感じるのです。
おそらく、犬好きの人には伝わらない恐怖。いくら犬を虎やライオンに例えても、もう一つピンとこない案件。その怖さを理解してもらうことは正直諦めています。犬が側に寄ってくることが怖い、と感じる人がいる、ということを伝えていければと思っています。
伸縮式のリード、長いリードを使用して日々の散歩を行っている方にお願いしたいことは、理屈抜きで、人とすれ違う時は、リードの長さを短くする。それも、これで大丈夫、と思った長さから、さらにもう一段階短くしてほしい、ということです。
そして、これから使用するかもしれない人たちには、ぜひ販売をしている方から販売時に注意喚起をしてほしいと思っています。
犬にとっては、とてもありがたいアイテムですが、使用する場所、シチュエーションによっては、周囲の人に迷惑をかけるアイテムでもあるということを。
マナーという曖昧な概念な頼る形になりますが、用法を守っての使用をお願いします。
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