構ってほしい犬と、構いたい飼い主
家に帰宅すると尻尾を振って、愛想をふりまく我が家の愛犬。その仕草に犬が苦手な私も、思わず撫でてしまいます。他の家族には、顔を舐めたりしますが、私にはそれができないことを分かっているようで、ひたすら私に背中やお腹を撫でろと催促してきます。
そう、撫でろ、と催促されているのです。
撫で方が雑で、犬の思っているところを撫でていなかったときは、撫でられたい場所に体を動かして私の手がそこにあたるようにします。短い時間で私が撫でることをやめたときは、私の手や膝をひっかいてもっと撫でろと要求してきます。
満足したら、スッと立ち上がり離れて行きます。
どうやら「撫でる」という行為の主導権は私ではなく犬にあるらしい。私が犬のことを可愛がって撫でていたつもりでも、犬からしたら、どうぞ、撫でてもいいよ、ぐらいの気持ちなのかもしれません。
そういった視線で、犬と遊んでいる子供の姿を見ると、どちらが遊んでもらっているのか分からなくなります。
おもちゃを見せて・・・
見事に愛犬が釣れました。
と、撮影した当時は思っていたのですが、おもちゃに飛びついたら、飼い主が喜んでくれると犬が判断して行っているのではないか。
もしくは、飛びついてやるから、おもちゃを投げるなり、目の前にチラつかせるなりしなよ。など犬なりに考えているのではないかと感じるようになりました。
私の相手をしたいんでしょ。なら私を精一杯喜ばせなさい。
人間風に言ったらそんなところでしょうか。
コメント