え?これもダメなの?と言われてしまう、犬が苦手な人の気持ち。
私は犬が苦手です。15年以上、犬と一緒に暮らしていますが、可愛いと思えるのは我が家の愛犬だけ。散歩ですれ違うよそ様の犬には、いまだに警戒の心が働いてしまいます。
犬好きの奥様に、犬の何が怖いのかわからない、とよく言われていました。現在は、怖い気持ちはわからないけれど、怖いと思う人がいる、ということは理解してもらえました。ですが、なかなか、そのことを理解してもらうことは簡単ではないようです。
皆さんは、犬との散歩中にすれ違った人から露骨に嫌な顔をされたことはないでしょうか。なんでそんな反応をされなければならないのか、意味がわからないこともあったことでしょう。ここで、簡単に説明していきたいと思います。
伸びるリードを使用していませんか?長くないですか。
犬が苦手な人は、犬とすれ違うことに恐怖を感じます。よく犬をライオンに例えられることが多いのですが、誇張なくその通りです。虎やライオンの側を歩くような感覚になります。それが小型犬でもその感覚は変わりません。
できるだけ離れてすれ違いたい。そう思っているのに、犬がリードの長さ分だけ、とはいえ近づいてくることはとても怖いです。そして、犬に関わらない人は、伸びるリードの仕組みを知りません。ストッパーがあることなど知りません。
犬をこちらに近づけさせるな、と怒鳴る人もいるかもしれません。
犬の散歩仲間と井戸端会議をしていませんか
散歩中によく出会うワンちゃんが仲良くなるケースはよくあると思います。話に夢中になって、犬や子供を放ったらかし。というケースをよく見かけますが、散歩中に犬の行動に常に気をつけることはもはや常識の粋になっていると思います。
せっかくなので更に一歩進んで、周りの様子を気にするようにしてほしいと思います。先ほども書きましたが、犬のこと怖い人は犬の側を通ることさえ躊躇します。猛獣が道を塞いでいるように感じるからです。
そこに何匹もの犬がいると舌打ちの一つもしたくなります。犬のことだけではなく、立ち止まっている場所がどんなところなのか、人の交通量はどうか、立ち止まっていても十分に人が通れるスペースを確保しているかなどを考えても良いのかもしれません。
まとめ
自分の愛犬が猛獣扱いされるなど想像することは難しいかもしれません。しかし、猛獣でも、蛇やトカゲといった爬虫類、昆虫でもなんでもいいです。自身が目の前にいたら嫌だな、怖いな、と思うものを想像してください。
道を歩いていたら、その怖いと感じる生き物がどんどん自分に近づいてくる。飼い主さんはこちらのことを気にする様子もなく、普通に歩いてくる。(もちろん猛獣や蛇が散歩しているところなど見たことはありませんが)びっくりして、さらに眉間にシワがよると思います。
当然天下の公道なので、犬を連れている側だけが遠慮する必要はないかと思います。ですが、無神経に歩くより、犬のことを怖いと思う人どうすれ違うかもしれない、と思いながら歩くことによって、ほんの少しすれ違う時に行動が変わるかもしれません。
相手も、気にしてくれてありがとう。散歩の邪魔してごめんね。と思ってくれるかもしれません。すれ違う時に、ちょっとリードを短く持って犬の自由を奪い、犬はこれ以上あなたの近くには行かせませんよ。という姿を見せてくれるだけでも、嫌な顔をされる回数も減るのではないでしょうか。
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