犬に追いかけられた時のために犬の抵抗力を高めましょう。

今日のテーマ : 犬が追いかけてくる。どうしたらいい?

犬が苦手、怖い、嫌いな人は、犬に対して嫌な思い出があると思われます。その嫌な思い出の代表格として、「犬に追いかけられた」が挙げられます。そして過去の残像が現在も苦手意識を継続させています。

脳裏に焼き付いた恐怖は、そう簡単には克服できません。思い出を消すことは難しいですが、今後、追いかけられないようにするにはどうしたらいいのかを考えることで役立たせることができます。

あの時なぜ犬に追いかけられたのか。それが理解できれば、今後の犬への感情や対応も変わるかもしれません。

私の体験

泊りがけで行く親戚の家にいる犬。初めて出会ったときはとんでもなく恐怖でした。

小型犬でかなり人懐っこい子だったようです。部屋に入るなりしっぽをふりふり、ウェルカムモードでみんなの足元にすり寄ってきます。もれなく私にも近づいてきて舌を出し、「初めまして、あなたはだあれ?」と問いかけてきます。もちろん当時はそんなことを考える余裕もなく、私はそばにあった椅子の上に避難。足元に犬がくっつくことから何とか逃げます。

親戚の人が、私のあまりの怖がりっぷりを見かねて、犬を抱きかかえてくれました。ひとまずその場は収まったのですが、彼(彼女?)はこちらの隙を常に覗っていました。食事を終え、みんなが油断したすきに、私のもとへ飛び込んできました。慌てて、私はテーブルをぐるりと回ります。犬も心得ているのか、テーブルの下をくぐってショートカットしてきます。

ここまで逃げれば大丈夫、というルールもないので安心できる場所がない。

逃げても逃げても追いかけてくるあの恐怖。犬が苦手ではない人たちからの「逃げるから追いかけられるんだよ」の無責任な一言。笑っている暇があるのなら、その犬を止めてくれ。怖いから逃げるんだよ。泣きながらそう思っていたあの頃・・・犬を捕まえてくれない大人たちが信じられなかったです。

気が付いたこと

犬の心理を考える

気を付けなければならないことは、犬が楽しんでいるのか、怒っているのか、ということです。犬が楽しんでいるのなら特に問題は無いのですが(追いかけられる我々は恐怖の時間ですが)、怒っている時は、噛まれる危険があるので一刻も早く犬を止めてもらわなければいけません。

いちばん分かりやすい仕草は、しっぽを振っているかどうかだと思います。楽しいとき、喜んでいる時にしっぽを振ります。この状態の時は、勢いよくこちらに走ってきても噛まれる心配はないでしょう。(勢いあまって牙が当たることはあります)

ただし、しっぽを振っていても、我を忘れるほど喜びすぎて興奮している犬には注意が必要です。噛まれる心配は少ないと思いますが、犬の行動に制御が効かなくなるので、慣れていないとかなりの恐怖を感じることになります。追いかけられて怖い思いをしたという人は、おそらく犬が興奮して走り回っていた状態だったのではないでしょうか。

では、犬のどこに注意していれば良いのでしょうか。犬の好きな人は、目と口元を見れば犬の感情がある程度わかるそうです。

犬が苦手な我々から見れば、目を見ても犬が楽しんでいるのかなんて正直分かりません。ですが、制御が効かないほど興奮していることは意外と伝わってきます。目を大きく見開いて瞳孔が開きます。息遣いも荒くなっています。このようなときは、下手に動かず大人しくしておくべきでしょう。

怒っている時はもっと分かりやすいです。しっぽは当然振りません。鼻にしわが寄り、牙をむきだしてうなり声をあげます。こうなっているととても危険です。素人の我々は決して近づいてはいけません。

犬が何がしたかったのかを考えた

冷静になった今、ふと考えてみます。あの時、犬は私に襲い掛かってきていたのだろうか、と。もしそうなら、周りの大人たちは必死にその犬を制止していたことでしょう。子供を噛んだ、となるとそれ相応の結末が待っているかもしれないからです。

あのとき、大人たちは怖がる私をからかって笑っていた。それぐらいの余裕があったということです。今、私と同居している犬を見て思います。ただ、犬が挨拶をしてきていただけなんだと。

犬にとって匂いを嗅ぐ行為がとても大切

初めての人が目の前に現れると、犬はその人がどんな人なのか臭いを嗅ぐことで確かめます。いらっしゃいませの挨拶と同時に、足元へ臭いを嗅ぎに来るのです。それが嫌で我々は逃げるのですが、犬はこちらが嫌がっていることが分かりません。「私を捕まえてごらんなさい」と言われていると思うのか、楽しそうに追いかけてきます。

怒っている場合もあるので注意が必要

もちろん、自分の縄張りに入ってきた他人を警戒して追い出そうとする場合もあります。唸り声をあげて威嚇してきます。慌ててこちらが逃げ出してしまうと、縄張りからさらに遠のかせるため、こちらに近づいてきます。

こうなると飼い主さんが必死で止めてくれるはずです。万が一、そばに飼い主さんがいないようならば、速やかにその場から立ち去ることを考えましょう。決して走ってはいけません。ゆっくりと、少しずつ距離を取るようにしましょう。

今日の犬が苦手な私が考えた対処法

犬がご機嫌の時はその場から動かない

勇気をもって、その場で立ち止まってください。逃げると犬は臭いを嗅ぎたいことと、一緒に遊んでいるつもりになるので、いつまでも後をついてきます。その場に立ち止まれば犬もいっしょにその場にとどまります。

その際、足元をうろちょろされたり、臭いを嗅ぎに来ますが、なんとか耐えてください。追いかけられる恐怖よりよっぽどましなはずです。満足し、安心したら犬は離れていきます。

犬が怒っている時はそっとその場から立ち去る

どうしてもその場に留まらなければならない理由があるでしょうか。知人宅に遊びに行って、犬に出て行けと威嚇されれば、おそらく知人が犬をゲージなりに入れてくれるはずです。

営業先でそのようなことになった時は、そこでの営業をあきらめたほうが良いかもしれません。「犬に嫌われる人」と犬好きのお客様に記憶されてしまうからです。そして犬が怒るから早く帰ってと言われると思います。なので無理に我慢することもないと思われます。

まとめ

犬と遭遇して、追いかけられるかもと思ったときは、今の状況を整理してみてください。

飼い主さんはそばにいますか?

犬の機嫌は良いですか?悪いですか?

まずは落ち着くことが大事です。慌てて走って逃げだしては、犬に追いかけるきっかけを与えてしまうだけです。

犬はあなたのことを知りたい、挨拶したい、一緒に遊びたい、と思って近づいてきます。怖くなる気持ちや、不快に思う気持ちも分かりますが、犬は仲良くなろうと思って近づいてくる場合がほとんどです。

好きになれ、とは言いません。そんなことがかなり難しいことなのはよくわかっています。ですが少しだけ、広い心で犬を見てあげてください。ほんの少しの心の変化で、犬に対する見え方が大きく変わります。

繰り返しますが、犬が怒っている時は大変危険です。ちょっとづつ距離を取り、その場から離れましょう。

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