疲れているときにこそわかる、ペットの有り難み

犬の空気を読まない要求が心地よい時もある

仕事で疲れ果てた時。職場や学校で嫌な思いをした時。家族間でケンカしている時。精神的に参ってしまうことはよくあると思います。そんな時、ついペットに辛くあたってしまうこともあるかもしれません。

叩いたりするような虐待までいかなくても、無視をしたり、また後で、と要求を先延ばししたりすることはよくあります。

特に私の場合は、仕事で疲れている時に撫でてくれ、と言われると撫でる時間が普段よりも短くなり、もっと撫でろと催促されても強引に終わらせてしまいます。

疲れている時に遠慮のない要求をされると腹が立ったり、構っている場合や気分ではない、と思ってしまうことは事実です。

しかし、寂しそうな顔(そう見えるだけかもしれませんが)を見ると罪悪感を少し感じます。これは良くないことだと理解はしているのです。

ある時、仕事で疲れはてて家に帰えると、私に対していつもとは違うアクション起こしてきます。何事かと思ったら、いつもなら食べている夕飯をまだもらっていない様子。

早く台所に連れて行け、と私に言ってくるのです。私は疲れているから少し座りたいのですが、犬には関係ありません。お腹が空いているのです。

疲れていたり、落ち込んでいたりすると、つい自分の立場からしか物事を考えられなくなってしまいがちですが、周りはそんなこと関係ない。それぞれが、それぞれの立場で動いているんだと、なんとなくですが感じました。

ペットの遠慮のない要求が、世界は自分1人で成り立っているわけではない。疲れていても、落ち込んでいてもやる事があるだろう、と教えてくれました。

ペットの無茶振りに、なんで自分が、と腹を立てる前に、ここに自分がいるからこそ、犬も無茶振りをしてくるんだと思えば、少しは楽になるのかもしれません。

こんな事、本当に疲れている時にしか、頭に浮かびません。そのようなことを、考えさせてくれるペットは、やはり大切な存在なのだろうと思います。(ペットにそんな気はさらさらないでしょうが)

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