雨の日の犬との散歩は、予期せぬことがよく起こる。
車で通勤していると、毎日周囲の環境に変化を感じられるので楽しいのですが、先日ヒヤッとしたことがありました。
その日は前日の晩から雨が降っており、道路には水溜りができていました。車道も場所によっては、轍などに水が溜まり、車が通ると水をはねていくぐらいになっています。
問題が起こった道路は、街のメイン道路ということもあり、片側2車線で歩道もかなり広くとられています。その分車の交通量も多く、6時台と早朝の為、車のスピードも通常よりも少し早くなっています。歩行者もちらほらと見かけるぐらいです。
それでも雨なので、全体的にいつもよりはゆったりとしたスピードでした。ところが、私の前を走っていた車が、思いっきり水を歩道側にはねてしまいました。そして運悪く、犬の散歩をしていた方にかかってしまったのです。
そして、その水に驚いた犬が、水を避けようとしたのか、前方に走りだします。飼い主さんはそれについていけず、前のめりに転んでしまったのです。
前の車は気づかずに走り去りますし、私も流れのまま通り過ぎたので、怪我の具合などは分かりませんが、タイミングが少しでもずれていれば、私が水をはねていたかもしれませんでした。
幸い、飼い主さんは転んでも、リードを離さなかったようなので、犬はその場から離れませんでしたが、もし、転んだ拍子にリードを離してしまったら、犬の性格によっては気が動転して走り去っていたかもしれません。
車からの水はねだけではなく、建物から出てきた人が、急に傘を開いて犬が驚いてしまう、という可能性もあるのではないかと、大袈裟かもしれませんが考えてしまいます。
雨の日はそこを通る全ての人の視界が悪くなる。そして、予期せぬ出来事が起こり、自分が加害者にも被害者にもなる。また、犬が逃げてしまい2次災害を起こしてしまう危険もあると、痛感した朝でした。
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