ペット同伴可のホテルでの宿泊。ペットメインで泊まれるのか、連れてきて「も」いいよ、なのかが結構重要。

犬たちとの思いで

犬と旅行に行って感じたこと

初めて一緒に暮らしたヨークシャテリアのL君

10年以上前の話になりますが、生まれて初めて犬と一緒に小豆島に行きました。姫路でカーフェリーに乗り、船内ではオリーブ味、もしくは、ミカン味のソフトクリームを横目に眺めつつ、2時間弱の船旅を満喫。 L君はキャリーバッグの中でガサゴソしています。

島に着いてからは、島をドライブ。途中「小豆島オリーブ園」へ。またもやオリーブ味のソフトクリームを横目に見つつ、堪能しました。 

そこから、「二十四の瞳・平和群像」を遠くから眺め、(結構な人出で、近づくのに時間がかかりそうだったため)宿へ。この間、車での移動でしたが、L君は窓にへばりつき一緒に観光を満喫してくれていました。

宿はゲージに入れるなら小型犬同室OKの部屋を予約。犬用にアルミ製折り畳みのゲージ(だいたい1m四方のもの)を持参してフロントから部屋へ。仲居さんが荷物を持ってくれたのですが、折り畳みのゲージを見て一言。

「うわ、本格的」

え、そうなの?他のお客さんはどんなの持ってきているの?キャリーバッグにずっと入れているの?流石に一晩中キャリーバッグの中だとしんどくない?と次々に疑問が湧き上がりますが、ダメとは言われなかったのでスルーすることに。

何はともあれ、夕食の時間。

私はアルコールがダメなので、ビール以外のものをもらおうと「ノンアルコールのものはありますか」と問いかけると、従業員の方が一瞬怪訝そうな表情をして、「少々お待ちください」と場を離れました。

食事も中盤に差し掛かったころ、お待たせしました、と持ってきたのが、

ノンアルコールビール。 

きっと宿には置いてなくて、外で買ってきてくれたのだろうな、と思われる時間がたっていました。

ごめんなさい、コーラとか、ジンジャーエールなどジュースのメニューが欲しかったのです。

 さて、ゲージに入れられたL君はどうしてたかというと、はやくここから出せーとか細い声でキューキュー鳴いています。ゲージもかりこりとひっかいています。

夜も更け、就寝の時間になってもそれは止まりませんでした。

 起床、朝食、とすませ、チェックアウトするため、荷物をまとめロビーへ。ちょうどお隣の部屋からも、宿泊客の方が出てきました。そして、ぼそっと

「ああ、犬がいたの。なんかキューキュー聞こえるとおもったら」

あのか細い声がえらいご迷惑をかけていたのですね。申し訳ありません。 ワンワン吠えなかったので大丈夫かな、と思っていたのですが、やはり気になる人には耳障りだったようです。隣が犬連れで宿泊しても良い部屋だと知らなかった様子でした。

そして、家路につきました。 

L君は疲れからか、その後2日ほど、ぐったりとしておりました。

犬との旅行も楽しかったのですが、犬自体は知らない場所で気を遣わされ、さらに狭いゲージに入れられ、部屋を自由に動けずストレスが溜まるだけなのでは?とちょっと感じてしまいました。

さらに、犬がいることを前提にしていない他のお客さんもいるということ念頭に入れて、犬を連れての移動の際は出来るだけすれ違わないようにする。なにやらコソコソ出かけているような気分になります。

ペットと泊まることが前提のホテルや旅館、ペンションなら犬がいることについて周囲に気を遣わないですみます。もちろん、トイレや吠え癖などのトレーニングは必要ですが。

はじめての犬との旅行。どうしたら、自分たち、犬、他の宿泊客の方が不満を残さず、楽しい旅行が出来るかなと考えさせられる1泊2日でした。

歩羽の日常をInstagramでも公開中!  家族全員で撮影しています。誰が撮影したかによって、表情が変わる歩羽を見てもらえたら嬉しいです!!!        Instagramへはこちらからどうぞ
犬たちとの思いで
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