犬の散歩中、犬を怖いと感じる人とすれ違う時に取る行動。

伝えたいこと

犬の何が怖いのか、と考える前に行動を取ってもらえるとありがたいです。

犬の散歩に付き合って、隣で一緒に歩いていると、さまざまな人とすれ違うことになります。前回は、犬好きな人とすれ違った時に私がちょっと困るなぁ、と感じたことを書きましたが、今回は、犬が苦手な人とすれ違う時に感じることを書きたいと思います。

犬のことを怖いと思っている人はわかりやすい

犬のことを怖いと思っている人というのは、遠目から見てもわかりやすいです。私自身が怖いと思っていたので、過去の私と似たような行動をとられるのを見ると、とても親近感を抱いてしまいます。

では、犬のことを怖いと思っている人は、犬とすれ違う時どんな行動を取るのでしょうか。

まず、確実に犬とは反対の道の端っこに寄ります。歩道の場合は、縁石を越えて車道にまで出ることがあります。出来るだけ犬から遠ざかりたいという態度のあらわれです。近ければ近いほど犬に何かされる危険があります。

小さいお子さんの場合はどうでしょうか。ほぼ、確実に一旦立ち止まります。親御さんと歩いている場合は、その影に隠れます。一人の場合は、立ち止まった後、こちらを決して見ることなく早歩きをします。もしくは、じっとこちらを見つめながら、犬の動きを見逃さないように慎重に距離をとりつつ、すれ違っていきます。

犬のことを怖いと思っている人とすれ違う時に気をつけていること

私は子供の頃は、犬を見つめて距離を保とうとするタイプでした。どちらかと言うと、その場に立ちすくんでしまい、犬が去っていくことを待っていました。

ですがこのパターンの場合、犬のことを見つめてしまうために、怖さが倍増されるのと、犬も自分のことを見つめている人間に興味を持ってしまいます。

ですので、私は出来る限り、すれ違う人に犬が興味を持たないよう、犬と相手の間に自分の体を入れ、犬の視界を狭めます。相手に、何かあっても、おっちゃんが間にいるから犬を止められるよ、と合図しているつもりです。

私がリードを持ち、かつ相手が足早にその場を去ろうとする場合は、リードを極端に短く、根本のあたりを持ち、犬をここから決してうごかしません。という態度をとります。

方法はなんでも良いと思いますが、犬を絶対に側に近づけません。というアピールをすることが、犬のことを怖いと思っている人に一番安心してもらえることだと思っています。実際私はそうしてもらえると、なんとか安心してすれ違うことができました。

しつけがキチンと行き届いていて、「待て」の指示を確実にこなせる犬でも、怖いと思っている側からすれば、犬に見られている、と感じた時点で恐怖体験の始まりなのだということを、是非知っておいてほしいと思います。

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