犬と暮らすことによって自分のスペースを確実に奪われることは覚悟しなければならない

犬に合わせた生活スタイルに変わらざるを得ない

犬と暮らすことになって、それまで過ごしていた生活スタイルがかなり変化したような気がします。自分の部屋、あるいは家を犬仕様に変わっていきます。

生まれてからずっと犬と生活している人は気にならないかもしれませんが、初めて犬と暮らす人にとってはかなりの変化が求められるかもしれません。

部屋の一部を犬専用スペースにしなければならない

犬も落ち着ける場所や寝床、トイレが必要なのは当たり前。だけどただでさえ狭い部屋の一角を犬に明け渡さなければならない。しかもどこでもいいというわけではなく、テレビの側などうるさい場所はダメ、エアコンの風が直接当たるような場所もダメなど制約がたくさんあります。

寝床とトイレは離しておくべきとか、調べれば調べるほどスペースが必要になる。自分の部屋か犬の部屋か分からなくなる瞬間もありました。

また、引っ越すことになった時に間取りを見てテレビなどの家具の配置を考える前に、犬スペースをどこに作るかを考えていたことに気がつきました。

犬の落ち着ける場所を十分に確保した上で、我々人間の居住スペースの配分を決める。よく考えたらなかなかシュールなことになっています。

インテリアにこだわる事が難しい

しっかりとしつけの出来た犬ならば特に問題はないとは思いますが、新たに犬を迎え入れる時、その犬がどんな性格の子なのか分からない事がほとんどだと思います。

うちの子も木の柵をガジガジ噛んで、削りまくっていました。かじり癖のある子なのかと思い、特に気をつけたのがコンセントです。

コンセントカバーをつけてかじることが出来ないようにしましたが、このカバーがイメージしていた部屋の雰囲気に微妙に合わない。

家具も飛び降り防止で高さのあるソファは厳禁。素材も劣化して表面が剥がれた時に困った事があったので革製のものは避けるようにしています。制限のある中で家具を選んでいくのでなかなか、理想の部屋にする事ができません。

特に迎え入れたばかりの犬の場合、どこで粗相してしまうかわかりません。気合を入れて買った家具を汚されてしまう、傷つけられてしまう可能性はかなり高いと思います。

まとめ

時間をかけてしつけを行えばどうにかなる問題ですが、初めて犬を飼おうとする方は注意が必要なことかと思います。

犬の飼い方HOW TOなどを見ると犬が落ち着ける場所を作りましょう、とサラッと書いています。犬を迎え入れるための準備編としてごく当然のように書かれていますが、自分の居住スペースを割かなければならない。好きな家具が置けない可能性がある。

これらは意外とストレスのかかるものです。本来好きにできるはずのことができなくなることを覚悟して犬を迎え入れないといけません。人間のように付き合った、性格が合わないから別れる、というわけにはいきません。

いっそのこと、プロが1歳ぐらいまで基本的なしつけを行い、そこからペットショップに引き取ってもらうシステムにした方が、犬と暮らしてから、こんなはずじゃなかった、という事が減るのかもしれない、と思いながら、 家具をかじりボロボロにしていた犬が、立派に成長したなぁ。と感慨に耽っています。

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