愛犬とドッグラン。少し変化した犬への印象。

伝えたいこと

愛犬とドッグランに行って、犬に対する印象が少し変わりました。

先日、愛犬とお出かけのついでにドッグランへ行ってきました。当然、そこにはたくさんのワンちゃんたちが、遊んでいます。まさに犬の世界の社交場。しかし、犬の世界に社交辞令というものはありません。つまり、ワンちゃんの性格がストレートに現れる場所なのです。

知識としては持っていたけど犬の性格は様々

私は場内の隅っこで全体を見回していたのですが、犬によって楽しみ方が全然違いました。元気よく場内を走り回る子。のんびり散歩する子。飼い主さんのことを認識できる範囲で遊ぶ子。などタイプは様々です。

うちの歩羽は我々のことを認識できる範囲で遊ぶタイプのようで、最初は我々家族の側を離れようとせず、その周辺の柵を匂い、その場をウロウロしていました。せっかく走り回れる場所なのだから、そうして欲しいのですが、ちょっと様子見、行ってみようかなぁ、やっぱり無理。という一連の動作もなかなか可愛かったです。

そんな中、犬にも元気いっぱいの愛想がとても良い子がいます。とにかく、場内にいる子たちに挨拶をしまくる。相手が怯んでも、怒ってもお構いなし。次から次へとお尻を匂って、去っていきます。誰とでもお友達になれそうな、そんな雰囲気でした。

犬への認識が改まった出来事

それぞれの犬たちが、それぞれの楽しみ方をしている中、当然、性格が合わない犬たちも遭遇します。うちの子も、犬付き合いが苦手なようなので、挨拶である、お尻の嗅ぎ合いができません。

寄ってこられると、頭を低く、お尻を上げて戦闘ポーズをとり、後ろを取られまいと常に相手の正面に立とうとその場を動き回ります。相手は、その子の性格次第で、スッと離れていく子もいれば、気にせず、匂いを嗅ぎにくる子もいます。

あまりにしつこく挨拶に来られると、結局逃げ惑う形になるのですが、それでも止めてくれないと、覚悟を決めるのか、立ち止まってヴーと唸り相手を威圧し始めます。そこまでになると、犬同士の距離をとらせようと人間が介入する形になります。

また、別のワンちゃん同士ですが、どうにも気に入らないことがあったらしく、ワンちゃん同士が威嚇しあう場面もありました。その場にいる飼い主さんたちは当然のこと、遊んでいたその他の犬たちもその一触即発の雰囲気にのまれて、かたずを飲んで事の経過を見守っています。ヴーッワンッワンッとなったところで、双方の飼い主さんが仲裁に入り、2匹を引きはがしていきました。

この場面を見て、私の犬に対する印象が少し変化しました。それは、「犬は滅多なことでは何かに噛みついたりしないのではないか」ということです。

いまだに、犬は噛みつく生き物だ。という考えは変わっていません。しかし、それはあくまでも危機管理としての考えです。噛みつかれるかもしれない、という考えをもって、ではどのようにしたら噛みつかれないかと、意識して犬と接するためのものです。

そして、今回のドッグランでの経験を得て、犬はとことん我慢する生き物である。という認識をしました。嫌なことをされても、出来るだけ我慢して、それでもダメなときは吠えたり、威嚇をするなどの威圧的な行動をとって耐え忍んでいるのではないか、ということです。

そして我慢の限界が来た時にがぶっと噛んでしまう。我慢の限界は犬によって変わってくるでしょう。目の前に手をかざしただけで噛んでくる子もいるでしょう。その一方で、どれだけ殴られ、蹴られても我慢して抵抗しない犬もいます。

ドッグランに行った時のお土産

犬にとって、どこまでが我慢の限界なのかは飼い主さんにしか分かりません。怒るポイントも犬の性格によって違ってくるでしょう。そのあたりをまず把握しておいてもらった方が、犬が苦手な立場からしたらとっても助かります。

犬を飼っている方たちからすれば、犬が滅多に人に噛みついたりすることは無い。自分の犬は人に噛みつかない。とうことを知っているでしょうが、犬が苦手、嫌いな人は、そんな知識は持ち合わせていないのです。犬に対する知識がない。ということを是非知っていただきたいと思ってこのブログを書いています。

勢い余って指までカプッ

それにしても、私には犬と犬とのコミュニケーションが、どこまでがじゃれあっていて、どこからが喧嘩なのか、素人にはなかなか見分けがつきませんでした。ドッグランに私が出かけるのはこれで5回目ほどですが、最近ようやく、これは喧嘩が始まる、という雰囲気が分かるようになってきました。やはり観察することはとても大事なんだと思います。

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