物音に反応して吠える愛犬に、最近困っています。
最近、愛犬の歩羽が物音や状況の変化に対して、とても厳しくなってきたような気がします。
これまでも、不意になった音や特定された生活音に対して吠えることはあったのですが、この2,3ヶ月で吠える音の対象が広がってしまったように感じます。
どんな時に吠えるのか
人間の驚いた声に反応する
確実に歩羽が吠えるきっかけとなる音として、玄関のチャイム、掃除機の排気音、家の前に止まった車のドアの開閉音、がありました。しかし、最近は家族の誰かが何かに驚いて声を発した時に、この声にびっくりして、吠えるという行為が目立つようになってきたのです。
犬の遠吠え合戦
家の外からの物音にも反応する頻度が増してきたような気がします。毎回というわけではないのですが、よそのワンちゃんの鳴き声に鳴き返します。さながらコール アンド レスポンスが始まったかのよう。
御近所迷惑なのは承知しているのですが、ウェーブのように鳴き声が広まっていくことがあるので、不謹慎ですがちょっと面白い、と感じてしまう瞬間もあります。
窓の隙間から見える人影
困るのが、換気のため、窓を空けている時にその隙間から見える人影に吠えてしまう時です。大体同じ時間、窓の外に向かって吠え出すので、ほぼ同じ人に吠えかかっているのだと思われます。
あまりしつこいと、隣の犬がうるさい、躾がなっていない、といったトラブルに発展しかねません。何より、そこを通るたびに吠えられるのは、気持ちいいものではありません。
申し訳ないので、その時間帯は窓を空けないようにしました。姿が見えなければ吠えることもなくなるだろうと思うのですが、どうでしょうか。
愛犬は何が変わってしまったのか。
歩羽が我が家に来て2年と少し経ちました。彼女にとって、我が家は完全に自分の縄張りとして認識したのだと推測します。これまではどちらかというと、仮住まいのようなものだったのかなと考えました。
そのため、自分のテリトリーに近づいてくる何者かや、不審な物音に対して、敏感に反応してしまうのではないでしょうか。
家の中に誰か入ってきたら、とりあえず吠える。そして誰なのかを確認して落ち着く。という状況です。私も、仕事からの帰宅の時間がいつもより早ければ不審な人物として扱われ、吠えられます。
部屋に入ると、何事もなかったかのように、尻尾を猛烈に振り出します。「わたし吠えてませんよ」と言っているようにも見えます。
とりあえず誰か家に入ってきたら吠える、という習慣がついてしまいました。
吠えることで危惧されること
安心できる、自分の家と思えるようになったのはとても嬉しいことですし、考えようによっては、番犬として頑張っているとも思えるのですが、現実はそう甘くありません。
吠えるだけ吠えて、工事業者の人など、あまり見かけない人が部屋に入ってきたらサッと自分の部屋に逃げ込んで、穴倉の中から息を潜めてこちらを見つめています。
本当に人に襲い掛かられたら、とても困るのですが、番犬としては機能しないようです。そもそも、うるさいので御近所迷惑になっています。
前述しましたが、突然吠えられる、という行為に好感を持たれることはほとんど無いと思います。ただ通行しているだけなのに、家の中から犬に吠えられる。犬好きの人以外、気分が悪くなると思います。犬が怖いと思う気持ちに拍車をかけてしまうかもしれません
また、自分の安心して過ごせる居場所として、認識してくれるのは喜ばしいことなのですが、縄張り意識が強くなりすぎて、自分が中心に周りが動く、と思われてしまう可能性もあります。
今のところ、吠えるのは家の中でだけで、散歩中などは寄ってこられて威嚇はたまにありますが、よその犬に吠えかかる、ということはありません。
ただ、吠えるという行為を放っておくと、いつ外で吠えて、人に恐怖を抱かせてしまうようになるか分からないのですし、勢い余って噛み付く行為をしてしまうかもしれません。早急に対処が必要だと考えています。
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